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うさぎの次元のときどき日記
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自力で起き上がれなくなってからの生活で、特に気になっていたことや試行錯誤したことををざっとまとめてみます。

排泄

最初の頃、もりっとした軟便をしていました。それがお尻の毛について臭いもします。
拭き取ろうとすると、つぶれたり広がったりするばかりでますます汚れてしまいます。
何とかしてあげたいのですが、今までお尻を洗ってあげたことがなかったので、うまくできる気がしません。

毛についた便がすっかり乾いた状態になってから、便の方を手でおさえて、ついた毛を引っ張るとはがれやすかったです。皮膚を引っ張らないように注意しながらゆっくり。

お尻や足周りに便の塊がついていることは多かったけれど、無理にキレイにしなくていいという獣医さんのアドバイスが心の負担を軽くしてくれました。
軟便の程度や皮膚の状態にもよると思うので一概には言えませんが、次元の場合は皮膚が荒れることはなかったです。

軟便であっても盲腸便なので、踏んづける前に食べられるように移動介助をしました。
また、腰のあたりを支えてやると、人間の赤ちゃんのお座りの姿勢になって食糞したり、お尻周りを自分でキレイにしようとしてることもありました。

1~2週間程して体調が落ち着くにつれ普通の盲腸便に戻りましたが、今度はだんだんそれを食べなくなり、出たばかりのを口元に持っていっても後半はほとんど食べませんでした。


オシッコの回数は一日に3~4回くらいでした。
それまで何回しているかなんて考えたことがなかったけど、回数も量も少ないと感じ、脱水を心配しました。

ケージの中で寝たきり状態が長いわりに、その間の排泄が少ないことも気になっていました。
吸水力のいいSUSUだからなのか、オシッコが出た形跡がなく、たまにケージ壁のクッションにシミが見つかる程度。

起きて過ごす時間帯には、運が良ければペットシーツの上で、そうでなければラグの上でオシッコをしていました。

だらだら足に伝って出るのではなく、勢いよく出ているようでしたので、皮膚が赤くなったりはほとんどしませんでした。

獣医さんには、牧草を食べなくなったり食事量が減ると水分摂取量が減るので、回数が減っても問題ないと言われていました。
一日3~4回を基準に様子を見るようにしていました。


食事


*ペレット
それまで2種類のペレット(oxbow、スペシャルブルーム)をふやかしたものを食べていましたが、それを食べなくなりました。
切り替え途中だった新しいペレット(バニセレ・スーパーシニア)のみふやかしたものなら食べることがわかり、その後は一日20グラム程度食べていました。時々おやつ代わりにスペシャルブルームを少々。

*牧草
全く食べなくなりました。イタグラもアルファルファもダメでした。
牧草ペレットをふやかしたら食べましたが、それも1か月くらいで食べなくなりました。

*水
ボトルからもお皿からも自分からは全く飲まなくなりました。理由はわかりません。
そのため、ケージ内に水を置くということも危険(器の中に顔が入ったら溺れる等)なだけでしたので、置きませんでした。
摂取できるのは、ペレットをふやかす水と胃腸薬と野菜の水分だけ。

そこで、水の代わりにシリンジで与えれば飲んだのが、アクアコール(数日で飲まなくなった)、りんごジュース(100%)、パインジュース(100%)、水で3~4倍に薄めたポカリスエットやベビー用ポカリ、うさぎのバランスウォーター。飲むといっても少量ですが。

これらも飲んだり飲まなかったりするので、手を変え品を変え与えるようにしました。
今まで薬と一緒にもらっていた未使用のシリンジを取っておいたのが役に立ちました。

*野菜
獣医師の勧めもあり、2歳の時から次元の主食は野菜でした。多少好き嫌いはありましたが、いろいろな野菜を食べてきました。それが量を食べなくなり、食べる野菜の種類も減っていきました。いつも真っ先に食べるニンジンさえ食べなくなった時には途方に暮れました。りんごしか食べない時期もありました。

ペレットは食べていたから、野菜は食べなくてもいいというスタンスでいくことにしました。
そのうえで、野菜を刻んでみたりすりおろしてみたり混ぜたり混ぜなかったりの試行錯誤して。

その結果、ニンジンはすりおろすと食べ、刻み野菜にすりおろしりんごを混ぜたのも食べました。そのうち野菜は千切りなら食べるようになり、徐々に小さめ薄めのカットならと段階を経て、いくつかの野菜は食べられるようになりました。食べたいタイミングで食べたいだけ。量は少なくても、水分も補えていたと思います。

以前オエッとなってから食べさせていなかったバナナは、つぶしてペースト状にしてちょっとずつスプーンの先につけてあげると大喜びで食べました。

次元自身、体の不調と不自由さに慣れて食欲が出てきてからは、少しずつ体重が増えました。
高齢になってから減った体重が戻ることはあまりないみたいですが、次元の頑張りは素晴らしいものでした。
920グラムまで減った体重が、1か月も経つと1000グラムに達したのです。一日のうちでも30~40グラムの増減があるので、正確なところはわからないけれど。





動き


座っている姿勢をキープしていられず、ちょっと目を離すとゴロンと倒れてました。
わたしがキッチンにいる時にも次元がどうしているか見えるように、壁に鏡を立てかけてちょっとでも見えるようにしました。
キープしていられる時間が徐々に長くなり、数日するとよちよちと歩いて少しの距離なら移動できるように、さらには自分の意志で方向転換もするようになりました。

一気になにもかもできなくなり、私にとっても次元自身も不安でしかなかったのですが、少しずつ調子が戻ってできることが増えると、そのひとつひとつが大きな喜びです。
ペレットの準備をしている時に、それまでのように足元に次元が寄ってきた時は、涙が出そうになるくらい嬉しかったです。

調子が良さそうな時があったり、元気がなさそうだったりどうにも不安定な時があったり、波があったものの、ちょっとずつ上昇してるような手ごたえがありました。






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高齢うさぎの介護③
あっという間に寝たきりの介護生活になりました。
たったの1日だったので
悲観して泣きまくり、動揺と不安と絶望の日々でした。

でも、りらんは全然気にせず受け入れていて・・・
驚きました。
もっと徐々に弱って行って転ぶようになって・・・
ではなかった。

鬱滞→寝たきりって事もあるのですね。
ただただ頑張るしかないけれど、
頑張ります。


ゆりか 2021/02/28(Sun)19:41:21 編集
ゆりかさんへ
りらんくんが寝たきりになったとのこと、ブログで知っていながらコメントを残すことなくごめんなさい。
わたしも次元が起きられなくなったと思った日がはっきりしているので、その前後の経過は違うけれど、その事実を目の前にした衝撃は似たような感じだったかもと想像します。

りらんくんが自分の状態を冷静に受け止めていられるのは、いつも親身になってお世話をしてもらえてる安心感からですよね。
思うように動けなくなったからって動揺することなく身も心も任せてるなんて、本当にすごい絆だと思います。

りらんくんの力を信じて、あまりお疲れにならないようにしてくださいね。


【2021/03/02 11:14】
介護
また、長文になります
すみません。

介護が多様なのだということを痛感します。
介護慣れしてなくて、勉強不足でして…

ごはん、お水、お尻まわり、体勢と、元気だった頃は、思うようにからだがついてきて、
不足していれば
お鼻でツンツンして、訴えに来たりとか…足ダンでお知らせ♡でしょうか。
でも、いざ、
手足に力が入らなくなると、
体勢をどうすればよいのか…?
変わり果てた苦しそうな姿にも戸惑ったりしていました。
わたし、介護が下手なので
1.2キロのうさぎさんを、うまい体勢にしてあげられず、お尻のウンチをとってる間に引きつけとてんかんが起こって、ただただ、ごはん?おやつ?お水かな?で、栄養つけてもらうことにして、
自分もサボること。いけないかもだけど、これも、
介護の一つのなかに入れると決めました。

お尻周りは病院でないとだめでした。本当に食べてもらいたい!食べてもらえたら汚れます。
両方は本当に難しい、神経質になっちゃうってなります。

みんなのうさぎさんは、
介護まで
及ばなかった他の方からしたら
飼い主さんに恵まれて、幸せやなぁと
言われると思います
言われると、私まで役不足だけど幸せやなぁと励みになっていました

次元くんの、最期と、
昨日の、うちの もこの最期が、
似ていました。 

一昨日まで、
大好きなパパイヤを、がっついて食べてくれて安心してたのに、口も開けてもらえません、
強制給餌もしても、
口をもぐもぐしなくなりました…

また初めての経験で、
食べない、ウンチ出ない、
かかりつけのお医者さんが
おやすみなので、開いている
お医者さんのところへゆくと、
高齢ですものね、 
でも、高い栄養の点滴と、
食欲増進の投与をしますので、食欲が増すと、良いですねということばを支えに仕事へ
ゆくことにしました。
だめかもしれないし、
またモグモグ食べてくれるかも!と、
家に着くとウンチは、一粒も出ていませんでした。
頭も下がり気味、目に力もなく
てんかんのお薬を、リンゴジュースで混ぜて
いつもかぶりついてくれたのに、
一昨日と同じく、、昨日はもっと意欲無しで
悪い予感が止められませんでした。
徐々に…
一呼吸を丁寧にしてるように見えるけど、
それは呼吸するところの力も減っていたのかもしれません。
お口を、パークパークし始めて、聴いたことない声が出始めて…そして、
とても静かに呼吸はとまってゆきました…

次元くんとおんなじ色のホーランドロップちゃんで、性別はちがえど、あらあら…って、元気な頃から拝見しては、癒されておりました(浮気?)

介護は本当に大変ですので
頑張り過ぎて寝不足や
不調にはならないようにと願うばかりです
yasuko 2021/03/18(Thu)10:38:23 編集
yasukoさんへ
お辛いお気持ちを振り絞って書いてくださったというのに、すぐに寄り添えず申し訳ない気持ちでいっぱいです。本当にごめんなさい。

yasukoさんはフルタイムでお仕事をされながら、病気を抱えるうさぎさんの介護を試行錯誤しながら頑張っていらっしゃいました。
もこちゃんもそれに応えるようによく頑張ってくれてたと思います。

もこちゃんはyasukoさんのことが大好きで、たくさん感謝して旅立ったと思えます。
yasukoさんのおうちで過ごした楽しかった日々を胸に・・・。

虹の橋で元気いっぱいになって、駆けまわったりおいしいものをおなかいっぱい食べているはず。
次元と出会ってお友だちになってくれたらいいな。



【2021/03/22 22:44】
(*^▽^*)
本当に私も望んでいます(*^o^*)そして、未来に虹の橋のお話のように、みんな飼い主さんと出会えて、ぎゅーっと抱きしめ合いたいです。╰(*´︶`*)╯♡
yasuko 2021/03/25(Thu)22:30:29 編集
yasukoさんへ
そうですね。わたしもお迎えに行ってぎゅーっとするつもりです(笑)
【2021/03/27 16:17】
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自己紹介:
 
 
 うさぎ ■ 疾風(はやて)
     2001年3月20日生
     ネザーランドドワーフ
     色:トート
     特技:おまわり
     2010年8月13日お月様へ
      (9歳4ヶ月24日)

     ■ 次元(じげん)
     2008年4月7日生
     ホーランドロップ
     色:ブルー
     特技:ボール遊び
     2020年11月1日お月様へ
      (12歳6ヶ月24日)
 
 カメラ ■ Nikon D5300
 レンズ ■ AF-S NIKKOR 50mm 1.4G
      ■ AF-S NIKKOR 55-300mm
      ■ TAMRON SP AFDi90mm
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