振り返り

疾風の食欲が減ってきたと感じたのは、7歳の誕生日を過ぎ、次元を迎えた頃からでした。


それまで洗濯洗剤のスプーン8分目を1日2回（1日約50g）を食べていましたが、食べきっていないことが多くなり、それにあわせて時間をずらしたり量を少なめにしたりしてきました。


長寿といわれる年齢になって、食欲が減ってきたのかな。
次元が来てストレス感じてるのもかさなってるし。


いよいよ食べる量が減ってきてると感じたのと、ソアホックで病院に行ったときの体重が960gで、それまで1.1㎏弱だった体重が100ｇ位も減っていることにびっくりして、数日ペレットの量を記録してみたら、1日30gになっていました。


いくらなんでも減りすぎてると思いました。


それで今までずっと食べてきたペレットを替えてみようと思い、試しに次元が食べているペレット（OXBOWバニーベーシックスA）を少しずつ混ぜてみて口にするようになってから、チモシー原料のOXBOWバニーベーシックスTを買ってきて、今までのとブレンドしてあげてみました。


すぐに、どちらを選ぶわけでもなく、1日約40gを食べるようになりました。


そのくらい食べるなら大丈夫だなと思ったのもつかの間、また残すようになり、パパイヤタブレットを噛み砕けなくなってちょっとかじっただけでやめてしまう、大好きなえん麦もガツガツ食べなくなったなど、いよいよおかしくなってきたのでした。







涙はちょうど次元を迎えた直後からでしたから、次元が食べる牧草のアレルギーかも（ちょうどわたしもその頃からくしゃみと鼻水がひどくアレルギーっぽかったので）と思ってました。


同時に鼻涙管が詰まっているとか歯の不正咬合じゃないかと頭をよぎってはいたのです。


でも一時涙がでなくなって心配はなくなったのですが、8月からまた涙が出始め、今度はずっと続いたのです。


家にある本を読み返したり、新しい本『よくわかるウサギの健康と病気』を買ってきたり、ネットで調べたりしました。


顔のどこを触ってもゴツゴツしたり痛がる様子はありません。
鼻涙管があると思われる部分をマッサージしてみたり、下まぶたを引っ張ってポケットのように開けて目薬を点す方法も試してみました。


疾風は相変わらずわたしの足を狙ってカクカクしようとしたり、傍に横になってナデナデを要求したり、いつもと同じように過ごしていました。


でも、疾風をナデナデしたり涙を拭いてあげたりしているうちに、年のせいだと思ってたけど、まったりしてることが多くなったし、毛の色が薄くなったし、ナデナデしてると背中やオシリの骨がゴツゴツ手にあたるようになったけど、前からこんなだったかな？と、気になることだらけになりました。


食欲減退、流涙。
その原因は自分では確かめる術はないのだから、病院に行って診てもらわなければと思いました。


ソアホックの状態が自分ではしっかり見ることができないので、ちょうど1か月経ったので経過を見てもらいがてら、食欲のことも話して口の中を診てもらおうと決心しました。


そして、9月12日。動物病院受診。


今思えば、気になってたことは他にもありました。


殻むきえん麦の中にたまに入っている殻つきの粒だけ残していて、単に嫌なんだと思い、よくわかるなと感心してたけど、殻をむく口の動かし方ができなかったんだよね。


時々変に口を縦に動かす時があって、何か口の中に挟まっているような動かし方だな、歯が変なのかなと思ったこともありました。


疾風は痛いんだというサインはちゃんと出してくれていたんですよね。


うさぎさんの動作を見て、どう判断するかどう行動するかは、難しいけどすごく大事なことなんだと改めて感じました。


様子を見ていていいことなのかすぐに病院に連れて行く状態なのか、迷ったときは連れて行ったほうが良いとわかってはいたんだけど･･･。


それと、病院に行った時、ただ症状を言うだけじゃなく、何をいかに話すかが大事です。
飼い主の話しの内容で、診断や検査や治療の方法も変わってくるかもしれませんから。





食欲はだいぶ戻っていますが、まだ涙がでています。






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